タイも日本も関係なく、うるさいなーと思うことは多々あります。
集中したいのに工事の音に悩まされたり、
仕事をしているのに話しかけられたり、
ほっといてほしいのに話しかけてこられたり。。。
もちろん日本語で面と向かって「うっとうしい」「うるさい」などと他人に言うのはおかしいですが、
仲の良い友人や職場の同僚などには使うことができるのではないかと思います。
うるさいと一緒に使う「静かにして!」
うるさいの前に、セットで「静かにして!」を覚えましょう。
ンギアップ เงียบ(ŋîap) ⇒ 静寂な、サイレント
単体で使うと、命令形になることもあるので、うるさい、静かにしろ!というときに使えます。
声や音がうるさい!と言いたい時は?
工事の音がうるさい、声が大きすぎてうるさい場合
シアンダンเสียงดัง (sǐaŋ daŋ)
シアンは音や声を表しダンは大きいという意味です。
大きな声で話してください ⇒ プーットダンダンノイ
พูดดังๆหน่อย(pʰûut daŋ daŋ nɔ̀ɔy)
のダンですね。
シアンダン!ンギアップ!とセットで使うことで、
うるせーな!静かにして!となります。
ちょっと強めの言い回しなので、
すみませんが、うるさいので静かにしていただけますか?
コートーナカップ シアンダンカップ ンギアップノイダイマイカップ(女性は「カ」)
ขอโทษนะครับ เสียงดังครับ เงียบหน่อยได้ไหม ครับ(ค่ะ)
kʰɔ̌ɔ tʰôot náʔ kʰráp sǐaŋ daŋ kʰráp ŋîap nɔ̀ɔy dâai mǎi kʰráp( kʰâʔ)
といえばトラブルにはならないでしょう。
逆に、凄みのある声で
ンギアップ シ! เงียบสิ (ŋîap si)
というと「黙れ」となるので気を付けましょう。
シは文末に置くことで命令形を作ります。
耳障りなうるささを表現する単語
耳に障る音や声に対しては、{ヌアックフー}を使います。
ヌアック フー หนวกหู(nùak hǔu)
フーは耳のことです。
ヌアックは単体で使うことはほとんどないと思いますが、
強引に訳せば耳が聞こえない、耳が遠いなどとなります。
それでは、{ヌアックフー}はどのような「うるさい!」なのでしょうか?
例えば、学校で子供たちが先生のいうことを無視して騒いでるときなどは、
ヌアックフー!ンギアップ!หนวกหู! เงียบ!(nùak hǔu ŋîap )
となります。
カフェでおばちゃん数人がペチャクチャしゃべって耳障りな時には、
ヌアックフー、ラムカーン!
หนวกหู! รำคาญ!(nùak hǔu ram kʰaan)
と心の中で叫びます。
うざい!うっとうしい!
先ほどラムカーンという表現が出てきましたが、意味は「うざい」「うっとうしい」です。
ラムカーン รำคาญ (ram kʰaan)
うるさくてうっとうしい時だけではなく、
蚊が耳の周りを飛んでいてうっとうしい、
何度も食事に誘ってくる男性がうざい、
という感じで使うことができます。
ユン ยุ่ง (yûŋ)
ユンも同様にうざいの意味として用いられることがあります。
ユン自体は忙しいという意味なのですが、
「~しないで」のヤーなどと組み合わせて、
邪魔しないで! ⇒
ヤーユン อย่ายุ่ง (yàa yûŋ)
マイトンユン ไม่ต้องยุ่ง (mâi tɔ̂ŋ yûŋ)
となります。
※【助動詞】อย่า ヤーとห้ามハーム~禁止のタイ語参照
※【助動詞】ต้องトン~しなければならない参照
「イライラする!」とセットで
以前「イライラする」を紹介しましたが、それと組み合わせることで、
あいつうるさいしイライラするわー、うざいわー!
が言えるようになりましたね。
マン シアンダン マンサイ ラムカーン
มันเสียงดังหมั่นไส้รำคาญ
(man sǐaŋ daŋ mànˑsâi ram kʰaan)
こんな感じです。
マン มัน (man) ⇒ あいつ
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