日本は世界的に見ても、春夏秋冬がはっきりしている珍しい国です。
タイは常夏だと言われることもありますが、
暑いなりにも一応、季節がわかれています。
今回は、そんな季節の呼び方を紹介します。
タイ語で「四季」
とりあえずタイ語で「四季」は何というのでしょうか?
四季 ⇒ フォー シー サン โฟร์ซีซั่น(foo sii sân)
四季 ⇒ シー ルドゥー สี่ฤดู(sìi rɯ́ duu)
1つ目は、英語のfour seasonをそのままタイ語にしたものですね。
2つ目は、「4つの季節」という意味です。
{シー}が「数字の4」、{ルドゥー}が「季節」なのでそのままです。
タイにはもともと、はっきりとした四季がないので、
四季がどうこう、といってもよくわからない人もいますね。
ただ、日本の冬は寒いんでしょ?とか言ってくる人も多いので、
徐々に「四季」という概念が定着しつつあります。
タイ語で「暑季(夏)」
タイで3月~5月くらいにあたる大変暑い季節です。
暑季 ⇒ ルドゥー ローン ฤดูร้อน(rɯ́duu rɔ́ɔn)
暑季 ⇒ ナー ローン หน้าร้อน (nâa rɔ́ɔn)
どちらを使うこともできますが、
{ルドゥー}を使った方が一般的です。
ちなみに、{ローン}は「暑い」という意味ですね。
タイの夏になり、水かけ祭りもこの暑季に行われます。
タイ語で「雨季」
タイは、6月~11月くらいまでが雨季になります。
日本の梅雨のように1日中雨が降り続けることは少ないですが、
朝方や夕方にドバっと降るスコールが有名ですね。
雨季 ⇒ ルドゥー フォン ฤดูฝน(rɯ́duu fǒn )
雨季 ⇒ ナー フォン หน้าฝน(nâa fǒn )
こちらも、どっちも使うことができます。
{フォン}はタイ語で「雨」という意味ですね。
タイ語で「寒季(冬)」
タイに冬はないという人もいますが、
タイ人の中には12月、1月は寒いから冬だという人もいます。
ただ、寒いといっても20度を切るくらいの肌寒い感じですね。
それでも、中にはダウンジャケットを着たりと冬のオシャレを楽しむ人もいます。
寒季 ⇒ ルドゥー ナーウ ฤดูหนาว(rɯ́duu nǎao)
寒季 ⇒ ナー ナーウ หน้าหนาว(nâa nǎao)
{ナーウ}は「寒い」という意味です。
使っている単語がそのままなので覚えやすいですね。
タイ語で「乾季」
乾季は寒季と似ていて11月から3月くらいですね。
この時期は気温が下がり、雨が滅多に振りません。
そのため、タイ観光ならこの時期が一番適していますね。
乾季 ⇒ ルドゥー レーン ฤดูแล้ง(rɯ́duu lɛ́ɛŋ)
乾季 ⇒ ナー レーン หน้าแล้ง(nâa lɛ́ɛŋ)
{レーン}には「干ばつ」というような意味があります。
タイ語で「春」と「秋」
基本的にタイには春や秋がないのですが、
場所によっては紅葉を楽しんだりできるところもありますよ。
春 ⇒ ルドゥー バイマイ プリッ ฤดูใบไม้ผลิ(rɯ́duu baimái plì)
秋 ⇒ ルドゥー バイマイ ルアン ฤดูใบไม้ร่วง(rɯ́duu baimái rŵaŋ)
{ルドゥー}は「季節」、{バイマイ}は「葉っぱ」という意味です。
{プリッ}は「芽が出る」「花が咲く」というようなニュアンス、
{ルアン}は「落ちる」という意味を持っています。
春は葉が生えてくる、秋は葉が落ちる、という、
そのままの単語を当てはめているんですね。
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