誰にでも1年に1度訪れる誕生日です。
タイ人はみんなでわいわい騒ぐのが好きなので、
タイ人の誕生会に呼ばれるという方もいらっしゃるでしょう。
そんなときには、タイ語で「お誕生日おめでとう」と言ってあげましょう!
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基本の「誕生日おめでとう」
タイ語で「誕生日おめでとう」は、
สุขสันต์วันเกิด スック サン ワン グーッ (sùk sǎn wan kə̀ət)
この一言です。
長いなー。。。と思った方もいらっしゃるでしょう。
ちょっと解体していきましょう。
スックสุขについて
スックだけだと、「幸せな」「幸福である」と言った意味を持ちます。
通常は、動詞を名詞化する接頭辞であるクワームを付けて
クワーム スック ความสุข(kʰwaam sùk) ⇒ 幸せ
という感じで使います。
私は幸せだよ ⇒ チャン ミー クワーム スック ナ
ฉันมีความสุขนะ (cʰǎn mii kʰwaam sùk náʔ)
サンสันต์について
サンだけで使う機会はあまりないのではないかと思います。
タイ語ではサンの同義語に
「静か」を表す{ンギアップเงียบ}
「平和になる」「静かになる」の{サゴップสงบ}
「穏やかな」という意味の{サガットสงัด}
などがあります。
ワングーッวันเกิดについて
これはさらに2つに解体できます。
วัน ワン(wan) ⇒ 日
เกิด グーッ(kə̀ət) ⇒ 生まれる
つまり、ワングーッで誕生日という意味ですね。
สุขสันต์วันเกิด スックサンワングーッについて
それぞれの単語の意味を理解したところで、
再びスックサンワングーッです。
直訳すると、
平和で穏やかな誕生日を!
生まれた日が平和で穏やかでありますように!
と言った感じでしょうか?
ワングーッが誕生日だから、おめでとうがスックサンだ、とはならないため、
全ての「おめでとう」にこの単語が使えるということではありません。
むしろ、誕生日の時以外に使われるのかどうか。。。という感じです。
また、日本のハッピーバースデーという感覚で、
タイ語でもแฮปปี้เบิร์ธเดย์ ヘッピー バーッデーはみんな使います。
スックサンワングーッが難しい方はこちらを使いましょう。
誕生日にもう一言
例えばご両親の誕生日を祝う際には、
「誕生日おめでとう、これからも長生きしてね」
などということがあると思います。
タイでも、おめでとうに加えてもう一言付け加えることが多いです。
ขอให้コーハイ(kʰɔ̌ɔ hâi)~ ⇒ ~を祈る
コーハイの後に、言いたいことを付け加えましょう。
長生きしてね
ขอให้มีชีวิตยืนนาน コー ハイ ミー チーウィット ユーン ナーン
(kʰɔ̌ɔ hâi mii cʰii wít yɯɯn naan)
ミー มี (mii) ⇒ ある、持つ
チーウィット ชีวิต (cʰii wít) ⇒ 人生
ユーン ยืน (yɯɯn) ⇒ 続く
ナーン นาน (naan) ⇒ 長い
人生が長く続くことを祈ります。という意味ですね。
日本語で言う「長生きしてね」に相当する言葉です。
お幸せに
ขอให้มีความสุข コー ハイ ミー クワーム スック
(kʰɔ̌ɔ hâi mii kʰwaam sùk)
ミー มี(mii) ⇒ ある、持つ
クワーム スック ความสุข (kʰwaam sùk) ⇒ 幸せ
クワームスックは先ほども登場しましたね。
幸福を持つことを祈る⇒お幸せに、という感じです。
健康で過ごしてね
ขอให้สุขภาพแข็งแรง コー ハイ スッカパープ ケンレーン
(kʰɔ̌ɔ hâi sùk kʰa pʰâap kʰɛ̌ŋ rɛɛŋ)
スッカパープ สุขภาพ(sùk kʰa pʰâap) ⇒ 健康
ケンレーン แข็งแรง(kʰɛ̌ŋ rɛɛŋ) ⇒ 強い
健康で丈夫であることを祈るとなりますね。
要するに、健康でいてください。ということです。
これでタイ人の友達の誕生日は乗り切れるはずです!
ちなみに、日本の誕生会では誕生日の方がみんなに奢られることが多いと思います。
しかしタイでは逆で、誕生日の人がみんなにごちそうを振るいます。
誕生会の参加者が多くなればなるほど、誕生日の人は出費がかさむというわけです。
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