タイ語が少し分かってくると、
タイ人が{サデーン ワー}とか言ってるのを聞く機会が多くなるでしょう。
日常的に使う単語の中でも頻度の高い表現です。
{サデーン}とは何なのでしょうか?
サデーンแสดงの意味
サデーン แสดง (sà dɛɛŋ) ⇒ 演じる、表す、表示する
こんな感じで色んな意味を持っています。
恐らく{サデーンワー}の表現が最も多いですが、他にも様々な場面に登場します。
「演じる」のサデーン
{サデーン}のみで、「演じる」「~のふりをする」みたいな意味があります。
「~という職業の人」という意味を持つนักナックを付ければ
ナックサデーン นักแสดง (nák sà dɛɛŋ) ⇒ 俳優
{ナック}の日本語訳ですが、「人」を表すタイ語です。
しかし、一般的な「人」である{コン}とは異なります。
詳しくはタイ語で「人間」の呼び方~コンคนとプーผู้とナックนักについて~
を参照ください。
サデーンワーแสดงว่าについて
動詞として利用されるのですが、ワーว่าを付けることでまた意味が変わってきます。
サデーンワー แสดงว่า(sà dɛɛŋ wâa) ⇒ ってことは、じゃあ~ってことだ
{サデーン}単体とは大きく意味が変わってきますが、
何らかの原因から推測して「ってことは~だな!」みたいに使います。
あの店いつも並んでるね
ラーンノーン ミー コン ロー キウ タロート
ร้านโน้นมีคนรอคิวตลอด
(ráan nôon mii kʰon rɔɔ kʰiw ta lɔ̀ɔt)
それだけおいしいってことなんでしょ
サデーン ワー アローイ ネーノーン
แสดงว่าอร่อยแน่นอน
(sà dɛɛŋ wâa a rɔ̀y nɛ̂ɛ nɔɔn)
彼、いつも部屋に誘ってくるんだけど
カオ パヤヤーム パー チャン パイ ホーン カオ トゥック クラン
เขาพยายามพาฉันไปห้องเขาทุกครั้ง
(kʰǎo pʰa yaa yaam pʰaa cʰǎn pai hɔ̂ɔŋ kʰǎo tʰúk kʰráŋ)
それって身体目当てじゃないの?
サデーン ワー カオ ケー アオ ムン ル プラーオ
แสดงว่าเขาแค่เอามึงหรือเปล่า
(sà dɛɛŋ wâa kʰǎo kʰɛ̂ɛ ao mɯŋ rɯ̌ɯ plào)
ロー キウ รอคิว (rɔɔ kʰiw) ⇒ 並んで待つ
タロート ตลอด (ta lɔ̀ɔt) ⇒ 常に
ネーノーン แน่นอน (nɛ̂ɛ nɔɔn) ⇒ 絶対に
パヤヤーム พยายาม(pʰa yaa yaam) ⇒ 努力する
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