タイは微笑みの国だと言われますが、生活しているとムカつくことは多々あります。
そんなときには、タイ語で「イライラする」と言ってみましょう!
ただし、相手によってはケンカになるので陰でコソコソ使ってくださいね。
タイ語の「ムカつく」
色々ありますが、今回は代表的な3つを紹介しますね。
マンサイ หมั่นไส้ (mànˑsâi)
アーロムシア อารมณ์เสีย (aa rom sǐa)
ングッ・ンギッ หงุดหงิด (ŋùtˑŋìt)
マンサイ หมั่นไส้
単純に、「ムカつく」という意味です。
ほんとにムカつくときにも使えますし、
冗談でムカつくわーというときにも使えます。
子どもや動物のしぐさが、憎たらしくてかわいい時にもマンサイです。
「サ」を強く高い音で発音すると伝わると思います。
お前マジでムカつくんだよ! ⇒ マンサイ ムン チンチン
หมั่นไส้มึงจริงๆ(mànˑsâi mɯŋ ciŋciŋ)
(猫に)お菓子食べたの?ムカつく~ ⇒ キンカノム ロー マンサイ ナ
กินขนมเหรอหมั่นไส้นะ(kin kʰà nǒm rə̌ə mànˑsâi na)
ムカつくという感情を相手に伝えるために使う単語です。
※イライラしてる相手に使うとケンカになります。

マンサイな猫
ムン มึง(mɯŋ) ⇒ お前 ※悪い言葉なので使わないでください
チンチン จริงๆ(ciŋciŋ) ⇒ 本当
カノム ขนม (kʰà nǒm) ⇒ お菓子
アーロムシア อารมณ์เสีย
アーロムは、感情、気分を表す単語です。
アーロムの後に単語をつなげることで、その時の感情を表現できます。
アーロム ディー อารมณ์ดี(aa rom dii) ⇒ 気分がいい
アーロム マイ ディー อารมณ์ไม่ดี (aa rom mâi dii) ⇒ 気分が悪い
マイミー アーロム ไม่มีอารมณ์ (mâi mii aa rom) ⇒ やる気にならない(気分を持っていない)
アーロムシアのシアเสียは、壊れるという意味です。
つまり、
気持ちが壊れる⇒ ムカつく、イライラする
となるのです。
これは、自分の気分が壊れたといっているので、
自分自身の中で「イライラする!」という場合に使えます。
何かムカつく出来事があり、自分の中で「あームカつく」という感情を出すときに使います。
単体で他人や他の物事に対しては使えません。
今日あの店やってないっぽいよ ⇒ ムアン ラーン ナン ピット ワンニー
เหมือนร้านนั้นปิดวันนี้(mɯ̌an ráan nán pìt wan níi)
マジかよ! ⇒ アーロムシア! อารมณ์เสีย (aa rom sǐa)
ムアン เหมือน(mɯ̌an) ⇒ ~ようだ、同じ ※タイ語で「同じ」の基本表現参照
ラーン ร้าน(ráan) ⇒ 店
ピット ปิด (pìt) ⇒ 閉まる
ングッ・ンギッ หงุดหงิด
一般的な、「イライラする、ムカつく」という意味です。
マンサイと同じく様々な場面で使えますが、
アーロムシアと同じく、感情を表す時に使います。
マンサイとアーロムシアほど登場場面は少ないかもしれませんが、
日常的に普通に使う単語なので覚えておくとよいでしょう。
ただし、発音が少々難しいです。
ングッの「ン」は、天狗の「ング」
ンギッの「ン」は、ペンギンの「ンギ」
でしょうか?
鼻にかけるように「ン」を発音するので、はっきりとは言いません。
お腹空いてムカつく ⇒ ングッ・ンギッ プロワー ヒウカーオ
หงุดหงิดเพราะว่าหิวข้าว(ŋùtˑŋìt pʰrɔ wâa hǐw kʰâaw)
彼はすぐにイライラするよ ⇒ カオ ングッ・ンギッ ンガーイ
เขาหงุดหงิดง่าย(kʰǎo ŋùtˑŋìt ŋâay)
ヒウ カーオ หิวข้าว(hǐw kʰâaw) ⇒ 空腹
プロ ワー เพราะว่า(pʰrɔ wâa) ⇒ なぜなら
※【接続詞】タイ語の「なぜなら」プロワーเพราะว่าの使い方参照
ンガーイ ง่าย (ŋâay) ⇒ 簡単に
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