日本でも、初対面の相手に向かって「初めまして」を使うことは多いです。
英語では、nice to meet youにあたりますね。
それでは、タイ語の「はじめまして」は何になるのでしょうか?
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タイ語で普通の「はじめまして」
一応、タイ語にも「はじめまして」にあたる言葉が存在します。
意味的には、英語のnice to meet you に似ているといえるかもしれません。
インディー ティー ダイ ルー チャック ยินดีที่ไดรู้จัก (yin dii tʰîi dâi rúu càk)
長いですよね。
タイ語が普通にしゃべれる方にとってはそんなに苦にならないかもしれませんが、
最初の段階で覚えるタイ語としては少々荷が重いです。
もちろん1単語ではないので、いつものように分解していきましょう。
ยินดีインディー
嬉しい、喜ぶと言った意味を持っています。
どこかの居酒屋で、注文したら「喜んで!」みたいなのがあった気がしますが、
インディーカップ ยินดีครับ(yin dii kʰráp)
でそんな意味になります。(女性はインディーカ)
また、友人や知り合いに何か嬉しいこと、よいことなどがあったら
おめでとう ⇒ インディードゥアイยินดีด้วย(yin dii duai)
という感じで使えます。
ที่ ティー
「~に」などと言った意味を持ちます。
場所を表したり、時には関係代名詞にもなったりと、かなり登場する単語です。
※タイ語のティーは2つある~ティーที่の使い方とティーทีとの違い~参照
ได้ダイ
こちらも最頻出単語の1つですね。
ダイにも様々な使い方がありますが、「できる」「得る」のどちらでも意味が通ります。
ダイの使い方については、下のページを参照ください。
รู้จักルーチャック
こちらもよく使う単語ですね。
รู้ルー単体でも「知る」という意味を持ちますが、
ルーチャックで知り合うというニュアンスでよいかと思います。
ルーやルーチャックについても下のページで詳しく説明しています。
※ルーรู้とルーチャックรู้จักとカオチャイเข้าใจを使い分ける参照
インディーティーダイルーチャック ยินดีที่ไดรู้จักについて
それでは、それぞれの単語の意味を組み合わせてみましょう。
インディー ⇒ 嬉しい
ティー ⇒ ~に
ダイ ⇒ できる
ルーチャック ⇒ 知り合う
インディーティーダイルーチャック ⇒ 知り合いになることができて嬉しい
かなり長い表現ですが、英語のnice to meet you に似てますね。
あまり聞いたことがないと思われるかもしれませんが、
実際に使う機会はたくさんあります。
しかし、長いので覚えられない、という方もいらっしゃるかもしれません。
万が一言われたときのために、こんな表現があるということは頭に入れておきましょう。
性別ごとの「はじめまして」
ご存知の方も多いかと思いますが、
タイ語では語尾にクラップ/カを付けることによってその文章を丁寧にします。
「はじめまして」は初対面の相手に使うことになりますので、
やはり丁寧語を組み合わせたいものです。
男性 インディー ティー ダイ ルーチャック クラップ
ยินดีที่ไดรู้จักครับ (yin dii tʰîi dâi rúu càk kʰráp )
女性 インディー ティー ダイ ルーチャック カ
ยินดีที่ไดรู้จักค่ะ (yin dii tʰîi dâi rúu càk kʰâʔ)
サワディーカップも「はじめまして」?
中には、インディーティーダイルーチャックが覚えられない、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、どんな場面でも利用できる万能な単語「サワディー」がお勧めです。
定番のタイ語あいさつ「サワディー」の意味は「こんにちは」だけじゃない
こちらのページも一緒にみていただきたいのですが、
タイ語の「こんにちは」だと思われているサワディーสวัสดีは、
実にいろいろな使われ方をするのです。
「はじめまして」の意味でも利用することができますので、非常に簡単です。
しかし、やはり{インディー ティー ダイ ルー チャック}を使った方が喜ばれますので、
覚えられる方は覚えてしまいましょう。
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