タイで生活する方はもちろん、数日旅行をする方でも使うタイ語が、タオライ เท่าไหร่(tʰâo rài)です。買い物好きの人であれば、真っ先に覚える単語の1つですね。
「いくら?」だけでなく、「何歳?」「どれくらい?」、さらに「あまり~ない」「どれだけ~しても…ない」にも使えます。まずは買い物の表現から、タオライの使い方を見ていきましょう。
タオライについて|「いくら?」の言い方
根本的なことから説明すると、タオライにはเท่าไหร่とเท่าไรという表記・発音の違いがあります。
意味は一緒ですし、どちらでも通じます。เท่าไหร่は会話をそのまま書くときにも見かける形で、เท่าไรは標準的な表記です。「話すときと書くときで必ず使い分ける」と考える必要はありませんが、タイ語を書くことがある方は気を付けましょう。この記事ではเท่าไหร่を使います。
タイ語を習いたての方であれば、やはりショッピングシーンでよく使うのではないかと思います。
話し手が女性なら、質問の語尾はคะ(カ)。男性ならครับ(クラップ)を付けて、อันนี้เท่าไหร่ครับと言えます。
ละ(ラ)は「~につき」。アン ラ タオライ อันละเท่าไหร่なら「1個につきいくら?」という聞き方です。石鹸の例は、固形石鹸を数えるก้อน(ゴーン)を使っています。
「何歳?」のタオライ
自己紹介の場面などで使うことも多いと思います。
私もタイ語を習いたての頃は、アーユを英語のAre youと勘違いして、Are you เท่าไหร่(tʰâo rài)かと思っておりました。しかし、よくよく考えると、「あなたはいくら?」みたいになってしまうのでかなり危険ですね。これは覚え間違いの笑い話で、実際に英語とタイ語を混ぜてこう質問するわけではありません。
アーユーと最後を伸ばすのではなく、「アーユ」で止めましょう。
「どれくらいの~?」の表現
タオライは、値段や年齢を聞くだけの疑問詞ではありません。「いくら?」という日本語も様々な場面で使えますよね。
チャイ ウェーラー タオライ ใช้เวลาเท่าไหร่は、時間の長さを広く尋ねる表現です。「何時間?」と時間単位を指定したいなら、チャイ ウェーラー ギー チュアモーン ใช้เวลากี่ชั่วโมงとも言えます。
似たような意味を持つタイ語にกี่(ギー)が挙げられます。数を尋ねる「いくつの~」の言い回しは、疑問詞「ギーกี่」の記事を参照ください。また、ギーとタオライの使い方の違いは、以下の動画もご覧ください。
「あまり~」のタオライ
あまり~ではない・そんなに~ない
マイコイのみで「あまり~ない」という意味になるので、「マイ コイ チョープ ⇒ あまり好きじゃない」という文章が成立します。タオライを付けることで、「そんなに」という程度のニュアンスを添えられます。
とりあえずちょっと変えて和訳してみましたが、いずれも「好きではない」側の表現です。ただし、マイ チョープははっきり「好きじゃない」、マイ コイ~は「あまり~ない」と程度を抑えた言い方。タオライを添えると「そんなに」という程度を表せて、日常会話らしい自然な言い回しになります。
「マイコイ~」の文章にタオライを付けるだけなので簡単ですね。
「どれだけ~しても」のタオライ
絶対に覚えておいたほうが良いという表現ではありませんが、結構使われるニュアンスです。
動詞 + เท่าไหร่(タオライ)+ ก็(ゴ)+ ไม่(マイ)
この文だけでは、何が良くならないのかは指定していません。仕事の状況など、会話で話題になっていることを受けて使う例文です。
なお、以下の動画ではネイティブが使う自然なタオライ・ギーの使い方を解説しています。良ければあわせてご覧ください。
タオライの使い方・まとめ
เท่าไหร่
タオライ
tʰâo rài
値段・年齢・重さ・時間などを尋ねる
ไม่ค่อย…เท่าไหร่
マイ コイ…タオライ
mâi kʰɔ̂y…tʰâo rài
「そんなに~ない」という程度を表す
…เท่าไหร่ก็ไม่…
…タオライ ゴ マイ…
…tʰâo rài kɔ̂ɔ mâi…
動詞の後にタオライを置く
まずは「いくら?」で覚えて、慣れてきたら「あまり~ない」「どれだけ~しても…ない」にも広げてみてください。
動画でもタイ語を学ぼう
タイ語の文法や、似た単語・表現の細かな違いをYouTube動画でも解説しています。例文も多く登場するため、実際の会話での使い方が分かりやすく学べると思います。
詳しくは、動画をリスト化しているページ「YouTube動画一覧」をご覧ください。また、さらに詳しい中級向け解説やタイ語検定対策は「メンバー限定動画一覧」にまとめています。






