「お腹いっぱい」「お腹空いた」は、毎日のように使える感情表現です。
実際によく使う表現ですので、知っているという方も多いのではないでしょうか?
お腹空いた ⇒ ヒウ หิว (hǐw)
お腹いっぱい ⇒ イム อิ่ม (ìm)
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お腹空いたのヒウหิวについて
ヒウ単体でも、「お腹が空いた」「ひもじい」と言った意味がありますが、
通常は「ご飯」を表す{カーオ}とセットで使います。
ヒウ カーオหิวข้าว(hǐw kʰâaw) ⇒ お腹空いた
カーオの部分を違う目的語に変えることで、様々な表現を作ることができます。
ヒウ ナーム หิวน้ำ (hǐw nám) ⇒ のどが渇いた
ヒウ カノム หิวขนม (hǐw kʰà nǒm) ⇒ お菓子が食べたい
ヒウ ビア หิวเบียร์ (hǐw bia) ⇒ ビールが飲みたい
ヒウ + 飲み物名、食べ物名 ⇒ ~が食べたい、飲みたい
こんな形で使うことができるのです。
お腹いっぱいの表現
お腹いっぱいの表現は、大きく2つに分けることができます。
お腹いっぱい = イム だと覚えている方も多いですし、それは間違いではありません。
しかし、状況によってはネンを使ったほうが良い時もあるので覚えておきましょう。
お腹いっぱいのイムอิ่มについて
一般的なお腹いっぱいです。
ご飯を食べてもう食べられない時には{イム}を使います。
単純に「お腹いっぱい」「腹パンパン」という時に利用できます。
食事をとっていて徐々にお腹がいっぱいになり、
お腹が膨れた時点でイムを使います。
イムの場合は、普通はカーオは使いません。
イム レーオอิ่มแล้ว (ìm lɛ́ɛw) ⇒ 腹いっぱい
完了を表すレーオをくっつけることで、お腹いっぱいという表現になります。
レーオの使い方は【助動詞】完了を表すแล้วレーオを参照ください。
お腹いっぱいのネンแน่นについて
こちらは聞いたことがない、という方もいらっしゃるかもしれません。
イムが普通のお腹いっぱいを表現するのに対して、
ネンはすでにお腹いっぱいの状態を表します。
ネンแน่น(nɛ̂n) ⇒ ぎっしりと詰まった、きつい
つまり、すでにお腹が詰まっていて苦しい時に使用します。
例えば、すでにたくさんご飯を食べたのに友達にご飯に誘われたら、
もう食べたから腹いっぱいだわ ⇒ キン レーオ ネン マーク
กินแล้วแน่นมาก(kin lɛ́ɛw nɛ̂n mâak)
となります。
この場合、友達とご飯を一緒に食べているわけではなく、
すでにお腹いっぱいの状態なためイムよりもネンのほうが自然なのです。
同様に、ビールを飲み続けてお腹がタプタプの状態で何飲む?と言われたら、
腹パンパンでもう無理 ⇒ ネン マイ ワイ
แน่นไม่ไหว (nɛ̂n mâi wǎi)
こんな感じでお腹いっぱい具合を表せます。
マイワイ ไม่ไหว(mâi wǎi) ⇒ 【助動詞】できるได้ ダーイとเป็นペンとไหวワイの使い方参照
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