タイ語の「~の時」は、ウェーラー เวลา・トーン ตอน・ムア เมื่อなどで表します。
どれも日本語では「時」と訳せますが、時間そのものを話すのか、ある時・時間帯を話すのかで使い方が変わります。まずはよく使う例文から整理しましょう。
まずは3つの「時」を比べよう
時間・~する時
เวลา
ウェーラー
wee laa
ある時・時間帯
ตอน
トーン
tɔɔn
~した時・~する時
เมื่อ
ムア
mɯ̂a
ウェーラーは「時間」という名詞としても使います。トーンはある時や時間帯を取り上げる言い方。ムアも「~の時」と文をつなげたり、「昨日」「さっき」などの単語に登場したりします。
ウェーラー เวลา:時間・~する時
ウェーラー เวลาは、時間そのものについて話す時に使います。「少し時間がほしい」のように名詞として使うこともあれば、「運転する時はメガネをかける」のように普段の行動や習慣を「~する時」と説明する時にもよく使います。
チャイ ウェーラー ใช้เวลาは「時間を使う・時間がかかる」。シア ウェーラー เสียเวลาは「時間を費やす・時間を無駄にする」という組み合わせです。
単語の内訳
このように「~する時は、いつもこうする」という習慣にも使えます。
単語の内訳
トーン ตอน:ある時・時間帯
トーン ตอนは、ある時間帯や場面を取り上げて話す時に使います。例えば、「夕方」「学生だった頃」「旅行していた時」など。「その時、何をしていたか」「いつの話か」を伝える言い方として覚えると使いやすいでしょう。
「子どもだった時」「トイレにいた時」と、ある時の状況を取り上げています。トーン自体が過去を表すわけではなく、今や未来の話にも使えます。
単語の内訳
トーン ตอนは、「~の時」と文をつなぐだけでなく、「今」「朝」などの時間を表す言葉にも使われます。よく使う組み合わせを見てみましょう。
今
ตอนนี้
トーン ニー
tɔɔn níi
最初・初めの時
ตอนแรก
トーン レーク
tɔɔn rɛ̂ɛk
最後・最後の時
ตอนสุดท้าย
トーン スット ターイ
tɔɔn sùt tʰáay
朝・午前中
ตอนเช้า
トーン チャーオ
tɔɔn cʰáaw
いつ・どの時
ตอนไหน
トーン ナイ
tɔɔn nǎi
トーン ニーは「今」、トーン チャーオは「朝」。このように、時間帯や話の一部分を表す単語にも登場します。トーン ナイ ตอนไหนで「いつ?」と聞くこともできます。ムアライ เมื่อไรも「いつ?」ですが、どの時間帯や場面の話かに注目する時にはトーン ナイが便利です。
ムア เมื่อ:~の時・過去の時間の言い方
ムア เมื่อは、出来事が起こるタイミングを「~の時」とつなぐ時に使います。
1つ目は「5歳だった時」という過去の話、2つ目は「部屋に入る時」という行動のタイミングを表しています。クワップ ขวบは、子どもの年齢を数える時によく使う語です。
単語の内訳
昨日・昨夜・今朝・さっき
ムアは、ムア ワーン เมื่อวาน(昨日)やムア キー เมื่อกี้(さっき)のように、過去の時間を表す決まった言い方にも登場します。
昨日
เมื่อวาน
ムア ワーン
mɯ̂a waan
昨夜
เมื่อคืน
ムア クン
mɯ̂a kʰɯɯn
今朝
เมื่อเช้า
ムア チャーオ
mɯ̂a cʰáaw
さっき
เมื่อกี้
ムア キー
mɯ̂a kîi
単語の内訳
以前・この前・最近
以前・昔
เมื่อก่อน
ムア ゴーン
mɯ̂a kɔ̀ɔn
この前・先日
เมื่อวันก่อน
ムア ワン ゴーン
mɯ̂a wan kɔ̀ɔn
最近・このところ
เมื่อเร็วๆนี้
ムア レオレオ ニー
mɯ̂a rew rew níi
「この前」「最近」がどれくらい前かは、話題によって変わります。ムア ワン ゴーンは「この前・先日」、ムア レオレオ ニーは「最近」と、まずは日本語の感覚で覚えると使いやすいでしょう。
単語の内訳
「~の時」の使い分け・まとめ
「部屋に入る時」のように、場面によっては複数の言い方が使えます。それぞれの使い方を、例文とセットで覚えてみてください。
動画でもタイ語を学ぼう
タイ語の文法や、似た単語・表現の細かな違いをYouTube動画でも解説しています。気になるテーマから見てみてください。






