何かと何かを比べて、「どっちがいい?」といいたい場面もあるはずです。
どっち ⇒ アンナイ อันไหน(an nǎi)
今回は、疑問文に利用できる{アンナイ}を簡単に紹介します。
アンナイについて
{アンナイ}は2つの単語に分解することができます。
使い方に入る前に、単語のイメージをつかみましょう。
アン อัน(an )
代表的な類別詞になり、一般的には「~個」と訳されます。
日本語にも類別詞がありますが、ものによって異なるため何を使えばよいかわからないということがありますよね。
例えば紙なら1枚、2枚、本なら1冊、2冊となりますが、たまにひっかけのようなものがあるため、
そういった場合はとりあえず1つ、2つとカウントする方も多いと思います。
タイ語の{アン}も全くこれと同じ使い方ができ、要するに類別詞の代表ということになります。
ナイไหน(nǎi)
「どの~」「どこ~」的な感じで訳される単語ですね。
代表的なフレーズを紹介すると、
どこに行くの? ⇒ パイナイ ไปไหน(pai nǎi)
どこにいるの? ⇒ ユーティーナイ อยู่ที่ไหน(yùu tʰîi nǎi)
この辺りはよく使うタイ語ですね。
※疑問詞「ที่ไหน(ティーナイ)」~「どこ」の言い回し~参照
アンナイの使い方
{アンナイ}の基本的な使い方です。
アン ナイ アローイ
อันไหนอร่อย
an nǎi a rɔ̀y
アン ナイ ゴ アローイ
อันไหนก็อร่อย
an nǎi kɔɔ a rɔ̀y
アン ナイ コーン ムン
อันไหนของมึง
an nǎi kʰɔ̌ɔŋ mɯŋ
ナー ジャ アン ニー ナ
น่าจะอันนี้นะ
nâa cà an níi náʔ
ゴ ก็(kɔɔ) ⇒ ~も
※ゴ ก็ の使い方参照
ムン มึง(mɯŋ) ⇒ お前
※タイ語で相手を何て呼ぶ?「私」「あなた」など一人称、二人称の使い方参照
ナージャ น่าจะ(nâa cà) ⇒ 多分
※多分・恐らく・ひょっとしたらはタイ語で?アージャ・コンジャ・ナージャの違い参照
アンナイの活用
{アンナイ}というのは、あくまで類別詞の代表である{アン}を使った疑問詞になります。
利用する類別詞がわかっているのであれば、その類別詞をすることで一気にタイ語っぽくなります。
レム ナイ アーン ガーイ クワー
เล่มไหนอ่านง่ายกว่า
lêm nǎi àan ŋâay kwàa
レム ニー ミー プラヨーッ テー アーン ヤーク ナ
เล่มนี้มีประโยชน์แต่อ่านยากนะ
lêm níi mii pra yòot tɛ̀ɛ àan yâak náʔ
コン ナイ フェーン ムン
คนไหนแฟนมึง
kʰon nǎi fɛɛn mɯŋ
ナー ジャ コン ティー サイ スア ダム
น่าจะคนที่ใส่เสื้อดำ
nâa cà kʰon tʰîi sài sɯ̂a dam
レム เล่ม(lêm) ⇒ 本の類別詞(~冊)
コン คน(kʰon ) ⇒ 人の類別詞(~人)
例えば、本文中には「本」という単語が入っていませんが、
「本」の類別詞である{レム}が「本」の意味を持ちます。
※類別詞一覧や活用法については、
・タイ語の類別詞(助数詞)まとめ一覧
・タイ語の類別詞(助数詞)を使った用法
こちらの2つのページに詳しくまとめてあります。
ミー プラ ヨーッ มีประโยชน์(mii pra yòot) ⇒ 役に立つ
こんな記事も読まれてます
いつもありがとうございます。以前も一度送った気がしますがいつも感謝しています。もっといろんな言い回しを増やしてくれることを心待ちにしています!素敵なサイトをありがとう。
ありがとうございます!
最近は旅行サイトに注力していましたが、コロナのおかげでしばらくは使い物にならなくなりそうなので、こっちも少しずつ進めていければと思います。
今後ともよろしくお願いします!